この記事は、こんな悩みを持った方に答える内容になっています。
✅本記事の信頼性
最近、転職が当たり前になってきたことで、こんな焦りや不安を感じる人も少なくないのではないでしょうか?終身雇用の崩壊によって、ジョブ型の働き方にシフトしていかなければいけないと言われている中で、これからの社会人は転職を繰り返して、キャリアを築くという話をよく耳にします。
結論から言うと転職はマストではありませんが、転職活動の中にあり、この過程については、間違いなくすべてのビジネスパーソンが行うべき作業と言えます。
なぜなら勤務先を変えない場合でも、転職活動の一連の作業には、あなたのキャリアを良い方向に導くための要素が多く含まれているからです。この記事は、転職に迷いを持っている、いまいち踏み出せていない20代前半から30代前半のビジネスパーソンに向けて書かれています。
理由1 キャリアの棚卸をしなければ自分の真の価値が見えてこない
私達は仕事上では、必ず課題(タスク)を抱えています。
営業系で言えば、他社や同僚との競争を勝ち抜き、売上目標を達成する。バックオフィス系では、業務を円滑に回すために、効率化の仕組みや適材適所の業務分担など、皆さんは日々せわしなく働いていると思います。そういった忙しい毎日の中で、自分自身が直面した課題を解決したことで、どんな知識や能力を身に着けることができたかを定量的に説明することができますでしょうか?私の友人もそうですが、自分の仕事やスキルを解像度高く説明できる人は、意外と少ない印象です。
しかし、その中にあなたの強みや適性が潜んでおり、その重要なキーを掘り起こす作業こそが転職活動です。
理由2 自分の市場価値がわかる
転職活動で他社との接点を持つことで、自分自身の市場価値を把握することができます。
転職活動をしていると、思いもよらない企業や業界での書類(履歴書・職務経歴書)や面接通過することも少なくありません。
そういった場面で、これまで自分自身が気づかない、現在の環境では評価されなかった強みや価値に出会うことができ、新しい発見が生まれます。また、内定後に得られる企業からのオファー(想定年収)によって、自分の明確な市場価値を把握することができます。
なお、転職においては、一般的に年収は上がらないという転職エージェントの声もありますが、実際は異なります。私自身も、SI業界への転職で数百万円の年収アップを実現させた経験があります。
理由3 現在の会社の良さがわかる
他の企業と接点を持つことで、現在の会社の良さが見えてくる、再確認できるという事があります。
企業からのオファーと現在を比較することで、現状の待遇や周りからの評価が恵まれていると再確認できることも多々あります。
また、転職活動は、必ずしも思うようにいくものではありません。活動が難航していく中で、もう少し今の環境で成長して、市場価値を上げる必要があると感じ、働くモチベーションに変化することもあります。
今の環境の有難さや自分がするべきことが見えてくるのも、転職活動を行うべき大きな理由の一つです。
まとめ 外の世界をみることで自分の居場所がわかる
転職して環境を変えなくても、転職活動を通して、自分の市場価値を上げるという意識が高まります。キャリアを見つめ直し、他の企業に接点を持つことで、自分が直面している環境で何をすべきか、どんな力を付ける必要があるのかが見えてきます。
そして、その力が市場価値として、どのように影響を与えることになるのかという視点が生まれます。そのような気付きが得られる転職活動は、コストゼロでキャリアを好転させることができる為、すべてのビジネスパーソンが行うべき作業と言えます。
今回、この記事を読んでいただいた方で、転職活動を始めようと思って頂いた方は、転職完全ガイドという記事で具体的な方法をまとめているので、是非ご覧頂ければと思います。【必見】転職完全ガイド – (seven-clips.com)
私も、新卒時代の会社選びは、安定して長く働ける会社という軸で企業を選びました。しかし、今となっては、社会人5年目のあの時に思い切って転職活動を始めたことで、良いキャリアへと繋がったと振り返ると思います。
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