この記事は、こんな悩みを持った方に答える内容になっています。
✅本記事の信頼性
私自身、新卒で入社したエネルギー専門商社の営業、建設コンサル企業の提案営業、SI業界での営業と営業職を中心に、様々な業界で多種多様なスキルを求められてきました。その度に、置かれた環境で成果を挙げることで、大手企業への就職と大幅な年収アップを実現することができました。
今回は、そんな私が仕事で役立ったと感じるオススメの書籍をご紹介します。
✅ラインナップは以下の7選です。
①:エッセンシャル思考
②:CHANCE
③:MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
④:ハイパフォーマー思考
⑤:ビジネスの未来
⑥:秒で伝わるパワポ術
⑦:解像度を上げる
エッセンシャル思考
1冊目にご紹介するのは、グレッグ・マキューンさんの『エッセンシャル思考』です。
「より少なく、しかしより良く」という思考方法のエッセンシャル思考によって、自分自身のすべきことを見つけ、そこに最大限集中する思考法が学べる一冊になっています。
本書では、「パレートの法則」という成果の80%は20%の努力に起因するという説にならい、無価値なものを排除し、必須要素(エッセンシャル)に注力することの大切さを伝える内容になっており、なんとなく安請け合いしていた誰でも出来る仕事を取捨選択し、成果を挙げるための行動や判断力が向上しました。
中には、立場上では行動に移しにくい部分もありますが、成果を挙げる為に必要な思考法が凝縮される一冊になっています。
CHANCE
2冊目にご紹介するのは、犬飼ターボさんの『CHANCE』です。
2人の経営者を登場人物にストーリー形式で進んでいく本書は、ビジネスに必要な考え方や成功する方法についてまとめられている一冊となっております。この本は、著者である犬飼ターボさんが、実際の経営者にヒアリングを行い、成功者のストーリーをビジネス書に融合させている為、非常に説得力のある書籍となっています。
私自身は、普通のサラリーマンですが、経営者視点を持つことの重要性やそもそもの人生の目的はなにかなどを考えさせられ、働くモチベーションが上がりました。
また、ストーリー仕立てということもあり、物語のラストも非常に楽しめる内容となっています。
MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
3冊目にご紹介するのは、シバタナオキさんの『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』です。
新卒で入社した企業で新規営業を行っていた際に、企業の財務内容に目を通す機会が増えた際に本書を読み、「決算書でこんなにも企業の状況や将来展望が見えてくるのか。」と衝撃を受けた一冊です。
また、企業決算における損益決算書(P&L)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー(CFS)を知ることで、良い負債と悪い負債の判断がつくようになり、借金=悪という感覚を持っていた私の視野を広げることもできました。
これは私の実体験ですが、社会人3年目の時に取引先の倒産を経験しました。関連する企業から噂を聞き、客先に行ってみると連絡先の書かれた一枚の張り紙が貼られているだけで、会社はもぬけの殻でした。その時は、企業の財務諸表でキャッシュがないにもかかわらず、相当な借入金があり、入金が送れていたこともあり、上長に相談して販売を控えることで未然にリスクを回避することができました。会社では与信審査が行われていますが、この時に財務諸表を理解し、現場を把握することの重要性を実感しました、
ハイパフォーマー思考
4冊目にご紹介するのは、増子雄介さんと増村岳史さんの『ハイパフォーマ思考』です。
優秀の定義、これから求められるスキル、普遍的な思考と行動様式などについてまとめられた一冊となっています。本書では、AIが発達していく昨今において、人間は「知的体力(正解がない問題を様々な角度から掘り下げて思考し行動する力)」が重要とされていて、人間をOS(思考と行動様式)とアプリケーション(知識・スキル=企画、開発、生産、営業など)の関係に例えてわかりやすくまとめられています。
ビジネスの未来
5冊目にご紹介するのは、山口周さんの『ビジネスの未来』です。
私達はどこにいるのか?私達はどこへ向かうのか?私たちはなにをするのか?
このシンプルな3つの章で構成される本書は、山口周さんの解像度の高い社会への洞察力と圧倒的言語化能力を感じる満足度の高い内容でした。
中でも、GDPの低下を指摘され、経済成長が30年間停滞し、途上国の急成長に焦りすら感じるような日本に対して、すでに生活資源が安定的に供給されて「目指していた文明化の実現」がすでに達成されていると考えられるという筆者の視点は目から鱗でした。
山口周さんの書籍をもっと読みたくなる一冊です。
秒で伝わるパワポ術
6冊目にご紹介するのは、豊間根青地さんの『秒で伝わるパワポ術』です。
プレゼンの機会が増えるとパワーポイント(以下、パワポ)の作成依頼も増えていく中で、度々助けられた一冊です。本書のおかげで、職場でも作成したパワポに高い評価を貰う機会が増えました。(その分、資料作成依頼が増えてしまいましたが。。)
トヨマネ(Instagramはこちら)の愛称で親しまれている豊間根青地さんは、東大⇒サントリー⇒企業(資料をサクッと作るでシリョサク㈱を設立)という経歴で、独自のユーモア溢れるパワポをもとにわかりやすい資料作成方法学べる一冊です。
本書があれば、急なパワポ作成依頼も心配無用です。
解像度を上げる
7冊目にご紹介するのは、馬場隆明さんの『解像度を上げる』です。
この書籍を読むことで、客先や社内でのコミュニケーションが円滑になりました。本書では、物事の理解度を階層と広さの構造に当て込み、必要に応じて階層を深める、広げることでビジネスの成果を挙げるための視点を教えてくれる内容となっています。
なんとなく知っているという感覚から、「自分の知識やスキルを定量的に整理する」が非常に捗った為、仕事におけるコミュニケーションや転職面接における自己分析とアピールなどでも役立つ普遍的な思考法を手に入れることができます。
まとめ 『筆者の視点に触れることで自分の視野が広がる』
最後に、仕事に役立つ書籍7選を振り返ります。
①:エッセンシャル思考
②:CHANCE
③:MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
④:ハイパフォーマー思考
⑤:ビジネスの未来
⑥:秒で伝わるパワポ術
⑦:解像度を上げる
本を読む醍醐味として、筆者の広い視点に触れることで自分の視野も広がるという点があると思います。また、視野が広がることで、これまで出来なかったことが出来るようになり、自分自身の成長を実感し、新しい本への出会いを求めるというサイクルが自然に回っていくと、他者も驚くような成長に繋がります。
私自身、目上の方や同僚に「意外とものを知っているよね。」と言われることが多いのですが、間違いなく読書量が影響していると思います。これからも視野を広げるオススメの書籍をご紹介していきたいと思います。
その他にも、キャリアに役立つビジネス書籍の記事も書いています。
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