【生成AI】ChatGPTは本当に使えるのか?

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✅本記事の信頼性

昨今、話題の生成AIにおいて、一際存在感を見せているChat GPTについて関連書籍や実際に使ってみた情報からChat GPTの有用性について整理をしました。

結論から言うと、生成AIは「めちゃめちゃ使えますし、今すぐ活用すべき」です!

現在、日本は海外に比べてもAI活用に後れを取っている状況ですが、ようやく企業や自治体での導入が始まっています。海外のトレンドを追いかける傾向のある日本においては、今後の生成AIの利用どうかは必然であり、これからどのように活用していくのかを抑えておかなければいけないフェーズに入っています。

AIを活用する前に、AIの基本について理解しましょう。

最近、頻繁に耳にするAIの誕生は1950年頃されていて、イギリスで最初の人工知能が生まれた。その後、1960~1974年の第1次AIブーム、第2次AIブーム、そして、現在の第3次AIブームが訪れています。

・第1次AIブーム(1960年‐1974年)

人の思考をデータに変換して実行する「推論」やパターンを変えながら答えを探す「探索」と呼ばれる技術研究が広まり始める。1966年には、マサチューセッツ工科大学が開発した初の自動言語処理プログラムが生まれ、現在多くの人が活用する「Siri」の起源と言われています。

・第2次AIブーム(1980年‐1987年)

統計や機械学習のAI開発が流行し、AIに専門知識を持たせて問題を解決させる「エキスパートシステム」が実現しました。このシステムは、現在もECサイトの評価システムやレコメンドシステムなどに利用されています。

・第3次AIブーム(2006年)

「ビックデータ」と呼ばれる大量のデータを利用して、AI自身が知識を獲得する機械学習が実用化されるとともに、学習能力を高めた「ディープラーニング(深層学習)」も生まれ、現在のAIブームへとつながっていきます。

そして、今のAIブームのトレンドは、Chat GPTなどの生成AIがトレンドとなっています。


①良い答えを引き出す命令(プロンプト)が重要

Chat GPTは幅広いデータから関連する情報を提供してくれますが、ユーザーはそれを引き出す命令文「プロンプト」を工夫しないと精度の高い情報は得られません。

 例えば、自分が学生になったつもりで、単純に宿題の「作文を書いて。」と入力すると、プロンプトが曖昧過ぎて、必要な情報を要求してきます。

一方で、もう少し詳しく「感動する作文を書いて。」と、文案としては活用できるレベルでの回答を返してくれます。

さらに、Chat GPTは会話を学習していくので、AIの役割設定や言葉遣いなども学習させることで的確な答えを引き出す可能性を挙げることができます。

②代表的なプロンプト

国内でよく使われている定型プロンプトが二つあるのでご紹介します。

1)深津式プロンプト
命令文)あなたは○○です。以下の条件と入力文で最高の○○を出力してください。
制約条件)文字数○○程度で、文章を簡潔にしてください。
入力文)含めたい内容や元となる文章を入力
出力分)タイトル「」、文章「」 (必要な出力項目を入力)

2)ReActプロンプト
Thought=推論)
Action=行動)
Observation=観察)

いずれもとても簡単なテンプレートなので、コピペしてどんどん使ってみながらコツを掴んでいきましょう。

①学生編

○英作文 

Chat GPTでは英語での作文も可能です。

例えば、課題で「Peace of cake」というフレーズを使った文章を考えて下さいという課題が出た場合に、ちょっとクスッとくるような文章も一瞬です。

また、文章の単語帳も、下記のように一瞬で出すことが出来るので、テスト範囲の文章を単語帳にして覚えることも簡単にできちゃいます。


②社会人(新人)編

○クレーム対応

クレーム対応は、働くうえでは避けては通れないケースかと思います。また、クレームへの対応に頭を悩ますことは、精神的にも苦痛だと感じる人が多いと思いますので、AIに任せてしまいましょう。

少し、突っ込みたくなるような文章はありますが、クレーム対応の叩き台としては及第点ではないでしょうか。

○体調不良

体調不良で休暇を取りたい時、メールで上司に連絡したいけど初めての病気での休みを連絡するのは、少し神経質になってしまいますよね。熱で頭も回らないような時でも、Chat GPTなら一瞬で助けてくれます。

ここまで書いてくれれば、あとは文脈などを少し手直しするだけで、すぐに連絡して休息をとることもできますよね。


③社会人(中堅・ベテラン)編

○提案アイディア

提案アイディアなどもChat GPTがいくつかの候補を上げてくれます。

こういった宣伝に必要な項目と宣伝方法もまとめてくれます。さらに、「完璧なキャッチコピーを考えて」というような無茶ぶりにも、それなりに回答してくれました。

ここまでの事例でも感じて頂けたと思いますが、生成AIは使い方が重要です。

そして、学習する能力があるので、会話のキャッチボールを続けながら、最適解を見つけていくのがよいです。また、答えを引き出すうえではプロンプトが重要とお伝えしましたが、それもAIに答えさせるという手も一つあります。

AIは著作権や情報の正確性といった部分は、利用者側でしっかりと確認をする必要がありますが、間違いなく作業効率を上げるツールです。

今を生きる私達の特権として、積極的に活用していきましょう。

その他、『絶対に知っておきたい生成AIツール』も別記事で紹介しています。

【厳選】生成AIに助けられたYUKIが選ぶ おすすめの無料AIツール 5選 – 7clips (seven-clips.com)

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