【転職活動】退職を伝える前に見ておきたい企業の辞め方

転職活動

この記事は、こんな悩みを持った方に答える内容になっています。

✅本記事の信頼性

希望の企業から内定を獲得してからは、いよいよ退職準備の必要があります。新しい環境に挑戦することを応援してくれるような職場であれば良いですが、場合によっては退職交渉が難航するというケースもあります。
私自身、2社目の会社を辞める時には、転職先の希望入社日の調整が難しい状況にも関わらず、その日程での退職は認められないと言われ、社内規定を守って2か月以上前に伝えていても調整が難航する経験がありました。
この記事は、内定が決まってこれから退職交渉を行う予定の方に向けて、退職手続きのポイントについてまとめています。

会社では必ず就業規則が定められており、退職における規定が設けられています。この就業規則は、退職を決意した段階で、必ず一読しておきましょう。

就業規則の中には、退職の手続きについて記載がありますが、一般的には「退職の1ヵ月前に告げる 又は 退職願を提出する」と記されているケースが多いです。現在の会社での退職交渉期間の目安となりますので、必ずこの部分は抑えておきましょう。

なお、退職意思の告知は、企業側でも引継ぎなどの想定がありますので、最低でも1ヵ月半までに伝えるのが望ましいです。

法律上(民法第627条第1項)では、無期雇用者は2週間前の告知で退職することができるということになっています。これは、会社の就業規定が1ヵ月となっている場合でも、民法の規定が優先されることが一般的です。

退職交渉は、「丁寧にブレない」というスタンスが重要です。まずは直属の上司と直接会話する機会を作って、転職の意思を伝えましょう。必ずメールやチャットではなく、対面形式が良いです。

また、この時に現在の環境に対する不平不満は避けましょう。「この環境で得た知識や経験を新しい環境で挑戦したい」などの理由が無難です。丁寧にしっかりと退職したいという思いを伝えましょう。

なお、「部署異動して、新しい挑戦をするのはどうだ?」、「もっと学べることがある。」というような引き留めにあうこともあるかと思いますが、あいまいな受け答えをしていると退職交渉期間が長引いてしまいます。きちんと「この環境ではかなえられない転職理由」を整理して説明をしましょう。

退職するに当たっては、「退職願」もしくは「退職届」が必要になります。

退職願・・・退職願は、上長への退職意思を伝えて承認が得られたときに提出するのが一般的ですが、会社によって書式が決まっている場合もあります。
退職届・・・退職届は、退職願が受理された後に提出する書類になります。(最近では、退職願に退職日を記載して、退職届は出さないこともあります。)こちらも就業規則の中に、提出について明記しているケースが多いので、確認をしておきましょう。

上記の書類ですが、会社の指定様式がなければ、インターネットでダウンロードできる書式がありますので、こちらを使っても問題ありません。「退職届・退職願・辞表」の書式テンプレート/フォーマットのダウンロード|bizocean(ビズオーシャン)

これは、私がブラック企業を退職した際の話です。

当時の職場環境は、長く続くパワハラ文化が日常化してしまい、深夜までハードワークすることが当たり前という考えが根付いてしまってました。その為、上司はマイクロマネジメントをするものの、指示は二転三転し、メールも確認しないが報告はないと数十分間に渡り、説教をするので、同僚や先輩・後輩を含めてかなり疲弊していました。

そんなある日、社内では不適切会計が告発されて、調査の中で全国の地方支店でも同様のプレッシャーを受け続けたことで、その数字のプレッシャーに耐えかねて、利益操作をしてしまった実態が明らかになりました。そして、私はその事件が一度目ではなかったことを知りました。彼等はその原因がわかっていても、古い価値観を捨てきれずに、同じ過ちを繰り返していたのです。

退職者が不安に思っていることが、在籍者のプライドである可能性も充分にあります。当時の私は。会社の不満をぶつけて退職することは、全くもって逆効果と考えました。自分の大切なリソースやメンタルを削る必要はないと思い、これまでの経験を活かして新しい事業・業界にチャレンジしたいと伝え、感謝を伝えながら退職をしました。立つ鳥跡を濁さずの精神で粛々と対応していくのが良いと思います。

今回は、退職について記事をまとめました。

その他、現在の環境に不満・不安を感じており、転職活動をするか悩んでいる方に向けて、– 転職活動が大切な3つの理由 (seven-clips.com)という記事を書いていますので、こちらもご覧頂けると転職活動の重要性が理解できます。

転職活動と同様に、退職交渉もしっかりと準備のうえで、臨みましょう。

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